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フェアトレード月間特集 『Thai Craft』 @全店舗

2017年 5月 26日

こんにちは、三宮SOL店ナカイです。

5月はフェアトレ―ド月間!

シサムコウボウとは長いお付き合い、

カレンシルバーの素敵なアクセサリーシリーズ『 tibit (チビット) 』を作ってくださっている

NGO団体、『Thai Craft (タイクラフト)』についてお話しします。

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かな~り濃厚な長いブログですので、

コーヒーなど飲みながら、

どっぷりフェアトレードの世界に浸って頂けたらと思います ^^

タイ・バンコクにある 『タイクラフト』 は

タイ国内の生産者グループが作る

手工芸品の輸出や、タイ国内での販売を支援するフェアトレ―ドNGOです。

イギリス人のステファンさん、パートナーであるタイ人女性の

スワディーさんによって1992年に設立されました。

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(左:ステファンさん  右:スワディーさん)

毎月一度、バンコクで大規模なバザーを開き、

主にタイに住む外国人を対象に商品の販売をしています。

生産者自身が販売を経験すること、そして消費者に直接会うことによって、

最終的には地方に住む生産者さんたちがマーケティングや商品開発などの力をつけ、

自分たちで精算から販売まで行えるようになるための場を提供しています。

そんな 『タイクラフト』を介して、

シサムコウボウのシルバーアクセサリーシリーズ『 tibit 』は

銀細工で有名な山岳民族の村、カレン村の人々の手で

ひとつひとつ、丁寧に作られています。

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元々、外部の人との接触がない民族ですが、スワディーさんが何度も通い、

バンコクのタイクラフトとの信頼関係ができ、そちらを介して

シサムコウボウのデザインでアクセサリーを作る現在に至ります。

そうした経緯でやってきた商品がこちら!

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『tibit』は草木や水、波など自然のものから『いのち』を

イメージして作られています。

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純度97%以上のシルバーを

全て手仕事でアクセサリーの形に仕上げている 『tibit』。

中でも一番、細やかな作業は

ネックレスのチェーン作り。

なんと、ビーズ一粒ひとつぶまで、

手作業で作られています!

細く伸ばしたワイヤー状のシルバーを

ペンチのような道具でくるっと輪っかに丸めて切って

丸めて切って…

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作られた直径1㎜ほどの輪っかのパーツはつまむのも一苦労!

その輪っかを一度長めの細い針に数個掬(すく)って通して、

台の上でごろごろ頃がし、形を整えて・・・

C字型のパーツの口が閉じ、ビーズの形になります。

そして、コットンの紐にこのビーズを通していき、

端に仕上げ用のパーツを取り付け固めると完成です!

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生産者グループのリーダー、エカチャイさんの奥さん曰く、

「最初、シルバー作りを始めたころは、

ネックレスのパーツを糸に通す作業が一日に1本の40%ぐらいしかできなかったけど、

今はもう5分もあれば終わらせているわ。」だそうです!

すごい!!!

他にも。。

それぞれのパーツを作るために

火でシルバーを溶かす→機械で伸ばす工程や

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パーツとパーツをくっつける溶接の工程、

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「水紋」など模様のあるモチーフは

木のスタンプをハンマーで打ち付けたり、

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一線一線、シルバーが反らないように均等に刻んでいきます。

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とっても手間暇かけて作られています!

一人が一つの商品をゼロから最後まで作り上げるのではなく、

一人はパーツにスタンプを押す作業、

また一人はパーツを切って整える作業・・・というように、

チームワークよく分担して進めています。

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こちらは生産者グループのリーダー エカチャイさん。

生産者の中で、シルバー製品作りを

一から完成まで作り上げることができるのはエカチャイさんだけ!

この方なしにはtibitアクセサリーは成り立ちません。

エカチャイさん曰く、tibitのデザインで難しいものは

「粒珊瑚」モチーフなど、小さな模様が多く細かいものだそう。

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逆に、ブレスや指輪のようなシンプルなデザインは早く仕上がる得意分野!

好きなデザインはと聞かれると、「全部!」と答えて下さる

とっても、頼もしいリーダーです!

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カレン村で、伝統的な銀細工(シルバー工芸)。

昔は道の端でたくさんの人がシルバー作りをしていましたが、

今ではそういった光景が見られないそうです。

厳しいタイの労働条件の中で、田舎の地方から

中心地のチェンマイやバンコクに出稼ぎに行かれる方が年々増えていて

結果的にシルバー作りに携わる人の数が減少している現状です。

また、シルバー作りの技術を、後世に技術を継承したいと

強い気持ちがある職人さんもいらっしゃっても、

シルバー作りは、同じ作業の繰り返しが多く、

中々若い世代で続けてくれる人が少なく、

技術の継承の難しさも大きな課題となっています。

実際に、シサムの『tibit』の生産チームも、

何人か抜けてしまっている状況ですが、

リーダーのエカチャイさんは

「まだ、シルバー作り続けたい?」という質問に

「続けたい。」と力強い一言で答えてくれています。

商品のオーダー数が減れば、受けられなければ、生産は続けられないし、

そうすると生産者側としては、ますます人数が減ってしまう ・・・。

フェアトレードのパートナーとして、

シサムから、タイクラフトtibitのアクセサリーをたくさんの方に届けて、

素晴らしいカレンシルバーの技術の継承に繋がりますように、そう強く思います。

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そして、手寧に作られた伝統のシルバーアクセサリー、

これからも大事に大事にしていこう、と思いました!

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(5年くらい前、大学生の時に

はじめてシサムコウボウで買ったアクセサリー「さざなみピアス

ほぼ毎日つけています!)

既にお待ち頂いている方も、

お店では見たことあるけど持っていないという方も、

タイ・カレン村の作り手さんに思いを馳せながら

ぜひ、お手に取ってご覧ください!

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三宮SOL店 ナカイ